6月18日:今日の市場の見方

何が大事なのかという部分ですが、オイルダラーのようなカントリーファンドが市場に入ってきたことで、尺度が変わってきているんですよね。彼らは過去から、バブル前の鉄鋼や自動車、2000年以降ではEスポーツなど、将来的な期待を担う株式を市場環境に関係なく買いに来ます。今回は次世代型半導体がそのターゲットとなっています。

いや、異常に強いと思っていたのですが、こうした流れはいつまで続けて買うのかが先を決めてしまうため、我々では判断が難しいんですよ。ですから、自分は「私に付いてくるな」という言葉を胸に、この相場とは付き合わないようにしています。上がることは分かっていても、私にはそういう投資はできないんですよね。

昨日の強さにはちょっとドン引きしました。日米首脳会議が物別れになり、トランプ氏が早退したG7、中東問題の暗礁などを考えると、買えるはずがない状況だったのですが、それでもあれだけ強く動くとなると、勝負にならないんですよね。それでも先物を売って帰ってきましたが、他の好業績株には買いが入らなくなり、動く銘柄が一番危険な株式になったという事です。そういう投資は自分では人には勧められません。それでも今、上がるのがそこだということですから、正直、自分の存在意義が無いように感じてしまいます。

それでも、自分は自分のスタイルを貫く投資を続けますし、仕手系と好業績株だけでこの相場を乗り切ろうと思っています。そろそろ仕事を辞めて、プレイヤーとしての立場を貫こうと思います。