やっぱり堅い(6/23お昼の講義)

「23日前引けの日経平均株価は3日続落。前週末比227.60円安の3万8175.63円で前場の取引を終了。」

一時的に下がったものの、その後はかなり堅く、反発した銘柄が多く見られました。ただ、それらの銘柄はずっと強いわけではなく、なかなかしぶとく動くものの、安定感には欠けます。私としては、瞬間的な上げ下げを取る半導体には、もう少し強く売り込まれた銘柄が安定しないと手を出しにくいと感じています。防衛関連についても、米国がいくら話したとしても、現状の日本の財政では3.5%の防衛費は実現不可能であり、個人的には買う気にはなれません。

その点、内需株が強いのは、多くの運用者が弱気にならずに無難な投資をしているからだと思います。もちろん、この動きが安定しているわけではありませんが、現時点ではそうしたよく吟味された動きが必要です。今週末にはリバランスがあり、来週も配当還流がどう流れるかが不明なので、この市場はナーバスな状態です。この相場が今の位置にふさわしいかどうかも含め、多くの運用者が「打診」の範囲内でしか動けていないのではないかと感じています。

関税問題もありますし、暗礁に乗り上げた問題が今後どうなるのかが、これからの市場の上げ下げを決める重要な要素になるでしょう。しかし、そういった動きを見ていると、休みを取る人も多いのではないかと思います。とはいえ、性格的にこうした時に動きたくなる自分が三流だと思っています。

7564ワークマン、8227しまむら、3197すかいらーく