銘柄記録3月15日:今週の市場の見方

3/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

4901 富士フイルム
精密化学メーカーで、写真用フィルムで培ったコア技術を基盤に、ヘルスケアや高機能材料などへ事業領域を広げてきた企業。ヘルスケア分野では機能性化粧品「アスタリフト」やX線画像診断装置などの医療機器を展開しています。また、生産プロセス開発や製造技術を強みとして、バイオ医薬品や低分子医薬品のCDMO(医薬品開発・製造受託)分野の強化も進めています。業績面では新製品分野が比較的堅調とされる一方、材料として注目されてきたバイオ分野がやや重しになっているという見方もあります。その部分がどう改善していくかによって、企業評価の見方が変わる可能性があるという声もあります。


3407 旭化成
025年度3Q累計の営業利益は前年比6.2%増とされ、比較的堅調な決算と受け止められる場面があります。エッセンシャルケミカルの減益を、エレクトロニクスやクリティカルケア分野が補う形となりました。エレクトロニクスは堅調に推移した一方、エッセンシャルケミカルやパフォーマンスケミカルは在庫処理などの影響で減益という状況です。国内では高付加価値化戦略が一定の成果を上げているという見方もあります。ヘルスケアセグメントでは、免疫抑制剤Envarsus XRの販売増など医薬分野の動きが注目されることもあり、次期の動向に関心が向けられています。


6103 オークマ
工作機械メーカー大手で、数値制御装置やセンサーなど精密制御に必要な電気・情報技術も自社開発する機電一体型の企業。自動車、半導体、航空機、風力発電、医療機器、建設機械など幅広い産業向けに工作機械を提供しています。日本では防衛予算拡大や造船業再生に向けた投資目標などが話題になり、設備投資との関連で語られる場面があります。米国でもIT企業によるデータセンター投資や、インフレ対策や税制優遇を背景とした設備投資の動きが意識されることがあり、そうした流れの中で同社の事業環境が語られるケースもあります。


286A ユカリア
病院の経営支援を主軸とする企業。提携医療法人の新規獲得は慎重に進めている一方、外部コンサルティングや大規模病院案件の拡大が進んでいると見られます。虎の門病院のDX支援や公的病院の経営改善など、大型案件の受注も話題になっています。短期的な利益は大きく出にくい事業構造とも言われますが、実績の積み重ねが将来的な展開につながる可能性があるという見方もあります。また、病院向けBPO事業の立ち上がりも注目されるポイントです。診療報酬改定により資金ショートのリスクはやや緩和される可能性があるものの、医療機関の構造課題は残るため、病院の統廃合の流れが意識される場面もあります。