動きにくい(3/17お昼の講義)

米国からホルムズ海峡への関与を求められているという話ですが、日本としては憲法の観点からも難しいですし、そもそも自ら始めたわけではない戦争に積極的に関与するというのは簡単な話ではないですよね。ただ、一理あるのは、米国は通過輸入が1%程度と言われる一方で、日本やアジアの国々は95%以上を依存しているという現実があります。そうなると「誰のために守るのか」という議論になったときに、答えに詰まる部分も出てくるのではないでしょうか。高市さんにとってもなかなか難しい局面になっているように感じます。そうした状況もあって、この市場を積極的に買いに行くのは難しく、戦況自体も大きく変わっていないため、動きにくさがあるんですよね。

それでも半導体関連などは一定の狙いが立つ場面もあって強さを見せていましたが、そうした流れが強まると、結局は材料株中心の展開になっていく印象です。こうした心理状態だと、逃げも早くなりますから短期売買に偏りやすく、全体としては信頼しにくい地合いになります。前場の引けにかけても逃げの動きが目立っていたように見えましたよね。

基本的には状況自体は大きく変わっていないので、先行きの見方はどうしても不安が残ります。ただ、一方で何かが解決したときの反応は早い可能性もあるので、そうした点を意識した売買になっている気もします。だからこそ、買うのであれば本来どういう市場だったのかという視点が大事で、株価水準を見ながら自分は淡々と仕込むような対応をしています。

しかし、本当に疲れる相場ですよね。

4901富士フイルム、8136サンリオ、6532ベイカレントコンサル