知識が乏しい(7/6朝の講義)

短時間で大きく値幅が出る相場ですから、SQまではまだ時間があるとはいえ、この難しい時期はどちらへ動いても不思議ではないんですよね。意外に7月というのは、外資系にとって「バカンス前」の時期でもあり、大きく動くことが多い。運用の後半戦の初戦という位置付けでもありますから、これまでとは違う展開になることも考えておく必要があります。半導体一つ取っても、メモリーの増産は誰でも想定できた話なのに、今になって急に降って湧いたような書き方をしてきますし、出遅れ銘柄と言っても、よくもここまで売られたものだという印象です。現状は下げ止まったという段階であり、上がる時はキオクシアからという構図も大きくは変わっていません。

狙ってきた銀行株や不動産株は順調ですが、それを買うということは、結局は好収益企業を選ぶということなんですよね。ただ、銀行にとっては為替介入や金利上昇などの動きがあり、不動産も決して簡単な環境ではありません。銀行業そのものは良いとしても、クレジット問題はあるでしょうし、最近の国債価格の下落も、それなりに影響はあると見ておくべきです。相場が下がる局面ではそうした話が重石として取り上げられ、上がる局面では都合の良い材料として語られる。メディアの論調は少し極端ですよね。金利が上がっても家賃が上がるから不動産には追い風とか、金利上昇と債券安の局面では株式の値上がり分だけ銀行が有利とか、以前売られていた時に我々が話していたことが、今では買い材料として扱われています。

だから、日経平均が大きく崩れるとは思いにくいのですが、半導体が揺れていることは確かで、その動きをどう市場が消化していくのかがポイントになると思います。日経平均が外資系の満足する水準まで上がるなら、やはり半導体は無視できません。一方で、自分としては化学株や機械株というジャンルにも魅力を感じています。あとはナスダック100の銘柄入れ替えや、ETFの配当金捻出など、需給面の動きが少し厄介ですよね。

まあ、どっちにしても、市場に買い気が残っているうちは、そう悪いことにはならない気がするんですがね。

6301オークマ、2353日本駐車場開発、1963日揮