銘柄記録7月9日:今日の市場の見方

7/9備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

6336 石井表記
プリント基板製造装置の大手。旺盛なAI関連投資を背景に、パッケージ基板向けが好調とお伝えしてきたが、足元では市場全体が調整色を強め、同じテーマの北川精機も急落した。ただ、同社は値動きが軽い反面、戻りも比較的しぶとい印象がある。当初想定以上にAI関連の収益が寄与している可能性もあり、北川精機ほど過熱感がなかった点は特徴といえそう。


7245 大同メタル工業
軸受メタル専業の最大手で、自動車エンジン用では世界シェア約4割を持つ。今期は課題だったアルミダイカスト事業の黒字化に加え、舶用エンジン向け軸受需要の堅調さや、データセンター向け発電機として中・高速ディーゼルエンジン需要が追い風となり、市場の関心を集めた。ただ、足元では急調整となっている。高いシェアを持つ企業だけに、関連テーマを中長期で見る際には引き続き注目したい銘柄という見方。


1945 東京エネシス
原子力・火力発電所を中心としたメンテナンスや建設を手掛ける企業。先日も紹介したが、データセンターの増設に伴う電力需要という流れ自体に大きな変化はない。市場は半導体やコンデンサーなど部品・技術分野へ資金が向かいがちだが、「発電」というテーマはダイヘンなども含め、まだ十分に注目されているとは言い難い。米国案件に加え、日本でもデータセンター向け電力需要が意識される中で、関連企業として見ておきたい存在。こうした調整局面では、長期投資の視点で整理しておく銘柄の一つと考えている。


4401 ADEKA
樹脂添加剤や半導体向け高誘電材を強みとする企業。好決算と半導体関連というテーマで注目されたが、市場の物色が一部の半導体企業へ集中したことで勢いは一服した。調整局面では、樹脂添加剤の伸び悩みや食品原材料価格の上昇が意識されやすいものの、一定の業績修正は市場でも織り込み済みとの見方がある。テック関連は引き続き有力な業種の一つと考えられ、日経平均寄与度の高い銘柄への集中が落ち着いた後には、こうした企業にも物色が広がる可能性は意識しておきたい。