銘柄記録7月14日:今日の市場の見方
7/14備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
4971 メック
パッケージ基板向けの銅表面処理剤で世界的なシェアを持つ企業。半導体市場の拡大や製品構成の改善を背景に、収益性への期待が高まっている。4月以降は株価も大きく上昇したが、足元では調整局面に入っている。26年7~9月頃に在庫循環がピークアウトし、収益も頭打ちになるとの見方は多いものの、今後の需要動向や九州工場の稼働を踏まえると、高い評価が維持される可能性もある。顧客である半導体パッケージメーカーの生産動向や北九州工場の立ち上がり、為替など流動的な要素はあるが、現時点では大きな違和感は感じていない。
5393 ニチアス
耐熱技術に強みを持ち、プラント向けや環境関連分野を得意とする企業。26/3期通期は売上高2,519億円(前年比2%減)、営業利益370億円(同7%減)となったが、営業利益は会社計画を約5億円上回って着地した。プラント向け工事・販売は前年比4%減益となったものの、こちらも計画は上回っている。今後は期ずれ案件の寄与も見込まれ、事業のスリム化による収益性の改善がどの程度表れるかを見ていきたい。
9793 ダイセキ
産業廃棄物処理の大手で、各地の有力企業を取り込みながら事業を拡大してきた。リサイクル需要も底堅く、ダイセキ本体、ダイセキ環境ソリューションともに業績は堅調に推移している。一方、システム機工では後ろ倒しとなっていた案件が2Q(6~8月)以降に動き出す可能性があり、国家備蓄石油の放出に伴うタンク清掃案件の追加も注目される。市場では慎重な見方もあるが、その懸念がどこまで実態を反映しているかは確認しておきたい。
1979 大気社
産業用空調の大手で、自動車塗装設備では国内トップクラス。自動車塗装システム事業は、26/3期に欧州で大型案件を受注した反動もあり、27/3期は減収を見込む計画となっている。ただ、国内では新しい塗装システムの導入が概ね一巡し、従来の塗装工程を大きく変える技術として評価されている。会社側は中東情勢などを踏まえて慎重な前提を置いているが、半導体関連企業からの大型案件も見られており、今後の受注動向を継続して確認していきたい。
