7月16日:今日の市場の見方

最近、本当に疲れが取れにくくなってきました。身体がまだ35度近い暑さに慣れていないんですよね。先週は東京でも21度くらいの日があったのに、昨日のような暑さになると対応が追いつきません。確かに先週後半から気温は上がってきましたが、とにかく身体が順応できていないんです。夜は暑くて眠れないのに、昼はさらに暑いはずなのに眠気が襲ってくる。満中くんが後場のライブ放送を担当してくれていなかったら、なかなか厳しかったと思います。

この市場は、正直なところ解説のしがいがあまりない相場なんですよね。債券や為替の動きも分かりますし、市場が何を懸念しているのかも理解できます。ただ、結局は需給の問題が大きく、同じ材料でも上がる理由にも下がる理由にも使われてしまう。ホルムズ海峡封鎖が懸念されたときには上昇していた市場が、今になって「封鎖されるかもしれないから買えない」という話になるのは、少し違和感があります。

むしろ、「あのとき、なぜその状況で上がったのか」を考えるべきなんですよね。企業は価格転嫁を進めながら収益を維持してきましたし、自分は買えなかった6万円台のキオクシアが12万円まで上昇したのも、その流れがあったからです。それと今の状況を重ねて考えると、6月は運用の手仕舞いで一般株が大きく売られ、資金が半導体へ極端に集中したことが背景にあったのだと思います。

そのときは、「確率」を考えれば何があっても半導体という流れでした。しかし今回は運用後半戦のスタートであり、資金が半導体だけに向かう状況ではなくなっています。また、相場全体も一定の水準まで来たことで、「少し休みたい」という空気も出てきています。その点は少し気になりますが、だからといって弱気になっているという印象までは受けません。

ただ、利益を狙う対象は少し変わってきたように感じます。AIそのものではなく、AIを活用して新しい商品やサービスを生み出し、それが実際に収益へつながる企業へと視点が移り始めているようにも見えます。少し先を見据えた投資になってきたということでしょうね。フィジカルAI、自動車、システム関連など、そのあたりが一つの流れになってきそうな気がするんですよね。