8月12日:今日の市場の見方

あれだけ簡単に動くと、材料がなんなのかは分からないです。昨日でも66300円ぐらいまで下がった先物が、一時間余りで一気に700円ぐらい戻ってきていますし、NYが冴えないから「だれるかな」と思ったら、今朝起きたら67000円台に乗っているんですよ。何に反応しているのか、何が動いているのかを考えるにおいて、ちょっと自分では理解不能な展開だと考えています。

この市場の厄介な部分は、多くのものが人気化する反面、忘れられたら皆が見なくなってしまうことで、10日なんてのはキオクシアのキの字も解説者はしゃべらないんですよね。まあ、それだけ他が動いてきたということですが、あっさりと自社株買いも終了していますし、企業の株価意識は高いというイメージはありますね。でも、今日も興味がないようですと、SQ後は米国の物価指数などを考えたら、いろいろ見るところが出てくると思っています。

だから、強い市場なら、そうした忘れられたものや、誤差の程度のコンセンサス以下だった企業が、なぜそうなったのかを考えてくる市場だったら良いと思います。それが日経平均をいじるためだけに強いものならば、この市場は短命だと思いますよね。だって9月の需給や日程、メジャーSQとなってきたら動きにくいし、あれだけ復讐を口にするイランを前に、9.11を笑いながら通過するのは不可能だと思うんですよ。

そういうイメージで日程を考え、源太指数で循環を計算しながら歩むことが大事で、この市場はファンダメンタルズというか企業のバリュエーションと、カタリストというか企業の株価姿勢や中期計画などの先を見た感覚、そこにチャートという株価水準と市場の需給を、リズムや指数によって構成する形だと思っています。

上がれば良いという時間から、資産形成を本当に考えるような時間だと思いますよね。あれだけ賑わっていた日立であったり、ソニーが全く注目されない日々から、今さらのように書き立てられています。そりゃ正しいんでしょうが、自分としたら人気のない時に押さえるものだと思いますからね。

まあ、芸風違いでしょうが。