銘柄記録8月14日:今日の市場の見方

8/14備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3407 旭化成

旭化成は、エレクトロニクス・医薬・海外住宅などの「重点成長」事業が中期成長を牽引する企業。業績予想が少し保守的で、決算後に株価は下がったが、同社は中東情勢による業績下振れへの耐性が高く、利益リスクは限定的である点を評価できると思う。エレクトロニクス、医薬、クリティカルケア、海外住宅といった「重点成長」事業が中期成長を牽引すると考えた場合、もう少し強く出しても構わなかった気がする。いずれにしても、決算が普通だと株価が下がる市場だから、先で期待できる企業の押し目は押さえておきたい。


8031 三井物産

三井物産は三井グループの中核商社。エネルギーの利益の偏りを考慮すれば高進捗。27.3期1Qの親会社株主利益は2,941億円と、コンセンサスを大きく上振れて着地した。ただ、中東問題の今後の終焉や、一時的な要素の強い決算では、普通は買いは継続しにくい。投資先のIPOによるFVTPLの利益認識が240億円あったのも、持続性はない。しかし、化学品の市況上昇でメタノールやトレード事業が好調だったほか、機械分野でも自動車やインフラ事業が野村予想比で堅調な推移となっている。こうした先入観で固まった、安い位置の企業は押さえたい。


1959 九電工

九電工は九州地盤の電設工事企業。過去からよく取り上げるが、データセンターなどにも強い企業です。今回下落の要因は、27/3期1Q(4-6月)の売上高が前年比2%減、営業利益が同3%減となったこと。ただ、空調衛生工事において、工程の初期段階にある大型案件が比較的多く、売上高が前年比減となったことが収益伸び悩みの要因です。処遇改善による人件費などのコスト増を吸収しきれなかった面もあります。ただ、売上総利益率は手持ち工事の採算改善などにより前年比上昇が可能で、受託案件から決算を見直すことが大事だと思います。


6741 日本信号

日本信号は、鉄道信号や交通信号・自動改札機などの社会インフラ関連製品やシステムを手掛ける企業。先日も報告したが、評価が少し低すぎるため再掲。27年3月期の営業利益を前年比+2.5%の120億円と計画している。QRコードやクレジットカードに対応した自動改札機への更新需要のほか、ホームドアの売上の伸長もある。そのほか、道路交通安全システムなどのスマートモビリティ関連の売上増加も想定している。AIの次のラウンドが進めば、再び技術も変化する業界だから、人気のない時は押さえておきたい。