銘柄記録8月20日:今日の市場の見方
8/20備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9065 山九
山九は運輸業であるが、国内企業間輸送に強いというのは以前お話ししたとおり。物流事業構造改革が、株価のさらなる上昇のためのカタリストになるという見方をしている。同社は物流事業構造改革を行っており、人事制度・評価制度改革を進め、顧客に同社の付加価値を浸透させている。31/3期以降の「新生・山九」を作り上げる基礎となることを考えると、今このタイミングで不振と言いながらも海外展開に向かうのは、おかしくはないと思う。国内の社内改革と両輪で行う。同社の地味な数字の押し目を、きっちり押さえて長期投資したい。
4401 ADEKA
ADEKAは先日紹介して、好決算で大きく株価の上がった企業。車向けの樹脂添加剤や、半導体の高誘電材料の二つが柱であるが、やはり自動車が意外に良かったし、半導体関連は好調そのもの。従って、アナリスト予想を超えた決算を出して株価は急騰。それで終わるのではなく、同社の場合はこれが成長過程で出てきたものならば、現在の株価が落ち着きはじめたところで、再度投資が生きてくると見て良いと思う。
6448 ブラザー工業
ブラザー工業は、我々の年齢だとミシンというイメージがあるが、現在はパソコン用デジタル印刷機という印象の人も多い。6日引け後に決算を発表し、決算説明会を開催した。売上収益は前年比23%増収の2,533億円、営業利益は同250%増益、390億円増の546億円。P&Sは米国関税還付、値上げ、販促費抑制、円安などにより239%増益、305億円増となった。ガーメントプリンタ堅調、MUTOH連結子会社化、円安などにより374%増益、22億円増。こうした売上げが落ち込むかもしれない時期に、営業努力と収益性の改善で、一気に利益水準が変わる。押し目買いに行きたい。
2413 エムスリー
エムスリーはソニーGであり、医療従事者向けの情報サイトを通じて、製薬会社の情報を発信している。製薬企業向けマーケティング支援事業は、外資製薬企業の予算調整により、27/3期1Qは弊社想定の前年並みをやや下振れ、減収となり、株価は軟調な展開となった。ただ、AI臨床支援サービス、電子カルテデータを活用した医師の行動変容支援といった新たなカタリストの進展に加えて、ソリューション化、成功報酬型へのシフトによる市場シェア回復が、中長期的に期待できると考えている。大きな押し目待ち。
