続落のNY市場(9/10朝の講義)

【最新】2026年8月編 配信公開いたしました!

2026年9月10日 朝の講義

理由を挙げればたくさんあるでしょうが、基本的には財務省とFRBの見解の相違から来る財政不安ですから、ドル安や株安は仕方がなく、代替資産が強くなるという現象です。その中で、換金売りが株だけではなく他の資産にも出るから、どれも安く見えるんですよね。

ベッセント氏による通常の3倍の国債購入を「コンセンサス以下」とマスコミは報道していますが、今週のレポートで書いたように、先週までは2倍程度でも「大きなこと」でした。それが、いつの間にか3倍でも足りなくなっています。

要するに、無茶苦茶な解釈になるのは、「何を言ってもFRB議長は信念を変えないだろう」という部分で、ここらがメディアと会話しない新議長の面倒くささだと思うんですよ。基本的にはトランプ大統領の喉元で仕事をする人ですが、人気に陰りが出たら、長期的な安心感を得るために独自の判断をするようになったということであり、マスコミも見方を変えてきたということです。

問題はこの市場の落としどころですが、もう一丁下を見ないと落ち着かないでしょう。ただ、日本企業は幸い好決算が多いので、昨日の動きを見ても個別株は強かったんですよね。今日もそういう動きさえ確認できたら、下がるのは目先で買われた日経平均であって、日本株全体には影響がないはずなんです。

ポイントはそこですね。

8801三井不動、9501東京電力、3837アドソル日進