換金売り(5/27お昼の講義)
27日前引けの日経平均株価は反発。前日比820.53円高の6万5816.62円で前場の取引を終了した。
今日は朝にも書いたように、「換金売り」が出やすい位置に来ているんですよね。66000~67000円という水準は、大手証券やシンクタンクが出している年間目標値にかなり近いですから、「ここでは一度売る」という発想が出やすい。だからこそ、今日の売られ方は少し気になるのでして、一部では調整に入り始めたのかなという感覚もあります。
そして問題は横への広がりですよね。化学株なんかは比較的しっかりしていましたが、いわゆる「普通の株」というか、内需系やサマーストック的なものにはまだ資金が回っていないんです。結局、5銘柄程度で66000円台に乗せていたような計算ですから、個人投資家は回転が効いていないのかもしれません。
だから指数としてはかなり高い位置にあるわけですが、指数の天井感があっても投資の目線そのものは消えていないんですよね。ただ、全体的な値上がり感が乏しいから、実際にはかなりしんどい相場だと思うんです。その象徴みたいに、グロース株はだらだら下げていますし、資金に余裕があっても一度換金してしまうような動きになっています。
もっとも、ここ二日ほどで下げた銘柄も多いですから、水準的には簡単には下げにくくなっているものもあります。気が付けば、「中身の良いもの」が改めて狙われ始める可能性もあると思うんですよね。
ということは、結局は「やれば出来る」相場でもあるわけで、ここまで狙ってきた材料株などは、少し触ってみても良い頃合いかもしれません。一つ流れが変われば、これまで下がっていた材料株や、動きの止まっていた大型株まで見直される展開もありそうですよね。
6758ソニー、6619ダブル・スコープ、4118カネカ
