5月27日:今日の市場の見方

今日は利食い売りが出やすく、上値を積極的には買いにくい日ですよね。というのも、66000円という水準は、多くの証券会社や市場関係者が「今年の高値メド」として見ていた部分ですし、全体としても割高感が意識されやすい位置だからです。もっとも、実際に割高なのは半導体など一部の主力銘柄であり、本来ならここから物色は広がる流れになりやすいんですが、今の市場は再び日経平均中心の見方に戻っていて、結局はAI関連一色になっています。

特に昨日はキオクシアやアドバンテストが押していましたから、反転しやすい流れがありましたし、NY市場を意識して強かったのがソフトバンクだっただけに、指数主導で強く見えるのは自然な動きなんですよね。ですから、まずは一般株よりも寄与度の高い銘柄群から始まるのは見えやすい展開です。

問題はその後ですよね。一般株へ資金が広がるのかどうか。プラント株や化学株が動きかけても、まだ完全に抜け切れていない印象がありますし、その辺りが押し合いながら反転していくなら、「日本株全体を買いに来ている」という見方も出来ると思うんです。それが成立するなら、明日以降はニュース一つで大きく動くような展開にもなりやすいですよね。

半導体は昨日辺りから利食いもかなり増えています。ただ、逆に言えば「玉代わり」「手代わり」が進んだとも言えますし、新しいデイトレ資金が入りやすい状態にもなっています。だから今日は、寄り天のような形になると少しまずいですが、逆に強くなるならそのまま勢いが付きやすい日でもあるんですよね。

先日から書いているように、リズム的には明日、明後日が強くなりやすいタイミングで、逆に来週後半の方が少し難しくなるイメージを持っています。