銘柄記録5月28日:今日の市場の見方

5/28備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

6376 日機装
産業用特殊ポンプを主力とする企業。26/12期1Qの受注高は前年比30.2%増と大きく伸びており、特に工業部門のインダストリアル事業が同51.9%増、航空宇宙事業も同29.6%増と堅調でした。今年の相場を見ていると、最新技術だけでなく、古くから使われている基盤技術が改めて必要とされ、そこから思わぬ好業績につながるケースも多いんですよね。同社もまさにそうした流れにある印象で、足元は比較的しっかりしています。中長期で見ていくタイプの企業かもしれません。


4118 カネカ
合成繊維、樹脂、食用油脂、医療機器、電子材料など、多様な事業を展開する企業。原材料高を背景に価格改定を進める一方、利益率の高い電子材料分野が伸びている点が、今回の決算でも特徴的でした。アジア市況低迷によるマテリアル関連の重さは残っていますが、それでも全体として好業績を維持しているのは、電子材料や医療分野の寄与が大きいという見方もできます。特に医療用血液浄化剤は採算面でも支えになっているようです。ペロブスカイト関連も含め、発電やエネルギー関連テーマが動く局面では改めて注目される可能性があります。


6768 ソニーグループ
先日の講演会でも話題になっていましたが、AIが進化するほど、実は「光」の技術が重要になってくるんですよね。画像の鮮明さが求められるほど、レンズ性能や保存技術、色再現などの価値が高まるからです。同社はカメラ分野で長年培ってきた技術力があり、写真や映像、保存技術に強みがあります。さらに映画や音楽などのコンテンツ資産も豊富で、単なる電機メーカーというより総合メディア企業の側面も強い。AI時代のインフラを「素材」ではなく「体験」で支える企業として、長い視点で見る投資対象という印象があります。


5401 日本製鉄
USスチール関連の負担や、リストラを進めにくい状況などから市場では慎重な見方も多い企業。加えて、米国の鉄鋼価格下落も重しになっています。今期も損失処理などがあり、業績面では評価されにくい流れですよね。ただ、USスチールの品質改善余地や、生産現場の人材確保という点ではプラス面もありそうです。同社の製造技術が加わることで競争力向上を期待する見方もありますし、日本の自動車メーカーや米国の保護政策との関係を考えると、長期での評価は現在の市場反応とは少し違う方向にあるのかもしれません。古い産業を改めて見直す流れが出てくるなら、こうした企業も再評価の対象になる可能性はありそうです。