6月24日:今日の市場の見方
朝から大騒ぎだったのは、また携帯電話を失くしてしまったからなんですよ。もう諦めかけていたんですが、帰りのタクシーの中までは確実に持っていた記憶があったので、まずタクシー会社に連絡したんです。しかし全く繋がらない。今日はどうしても携帯が必要だっただけに困りましたし、イライラもするし、自分の情けなさもあって、昨晩は嫌というほど落ち込みました。情けなくて涙が出るぐらい。
駅に着いた時に「そうだ」と思い出したことがあったんですが、なぜか家の電話番号が出てこない。周囲の人は事情が分からないから、不思議そうな顔をしているし、自分だけが焦っているような感覚でした。そして結局、一度家まで戻ったんです。ところが見つからない。もう諦めて再び会社へ向かおうと玄関を出た時、「まさか」と思って外のゴミ箱を開けてみたら、なんとそこに神々しく光る携帯が眠っているじゃないですか。
見つかって良かったはずなのに、余計に情けなくなってしまって、もう全部嫌になりました。
この市場の下落も、どこか似たようなところがある気がします。何をやっても上手くいかないと感じている人が、やけになったような売買をしているようにも見えるんですよ。しかし、冷静に見れば、利益を上げている企業と、買われ過ぎていた部分をきちんと見分けながら考えることはできますし、むしろ今は足元をしっかり見ることが大事だと思うんです。
つまり、ようやく自分たちの投資スタイルが生きる場面が来たということなんですよね。これまでずっと、我々はアンチ・テック株という見方を続けてきました。だから下手なんですし、このシリーズの相場では最後まで取り切れなかったわけです。サンリオやラウンドワンのような、少しずれた相場観でやってきたのも事実です。でもそれは、今の価格と将来の価格を考えた時に、どちらの可能性が高いかという判断を重視してきたからなんですよね。
一方で、そうしたことを考えずに来た人は、主役銘柄が安くなればそこへ向かうでしょうし、相場全体が大きく下がるなら、それもまた一つの考え方だと思います。
自分たちは、この下げる瞬間を待ちながら我慢してきたわけですが、やはりリズムというのは怖いものです。急にリバランスという話が出てきたり、半導体に異変が起きたかのように語られたりしています。いや、本当にマスコミの腰の軽さには驚かされますよね。
