8月16日:今週の市場の見方

今週の見方

今回の上昇は全く想定外で、モメンタム相場がこうも早く始まるとは思わなかった。SQに関するポジションの操作があったと思われるが、それにしても早い。一方で、好業績はアナリストの想像を超えた水準で行われたため、この位置から株価は下がりにくいという見方もできます。

つまり、ナスダックが週末にマイナスに偏っても日経平均先物の押し幅は限定的で、NY株の物色は個別材料に反応しているというところから、好業績を売り叩く要素が市場には少ないということです。狙う箇所は先日から話すように好業績小型系ではありますが、少し一般バリューの中から選んでも問題はないと思います。10月のポイントはリビジョンインデックスとの兼ね合いはあろうが、値上げによって儲かることができた、消費に対応できている企業というのが鍵でしょう。

市場の現状と課題

ただ、一部の銘柄で上昇した日経平均であるから、それらの値保ちが良いか悪いかが鍵になります。若干、米国の動きを見ると銘柄が変わっているのに、日本は今回も6月銘柄と同じだけに不安はあります。

そして、イラン・米国問題がどうも不信感が高く、米国が何を目的にしていたのかとか、停戦は分かるが「停戦はどこを妥協点としているのか」も分からなくなっています。中国の度重なる刺激や北朝鮮のミサイル、プーチン氏が北方領土に来たことにも日本人は気にしなくなっていますが、少し経済とは違うところで問題は起きやすい状況にあると思います。

今後の展望

そして、「復讐」を訴えるイランは9.11という日に向かって、気持ちが悪いのは自分だけだろうか。何もしないとは思うが、イベントや式典などが多い時期は、事件が起きやすいということも意識しておかないといけないのでしょう。もちろん、そうなれば買いの手は振りにくくなるのであるが、警戒をする運用者は多くなると思っています。

とにかく、この地合いは強く、恣意的な面が強いが、それを覆すには想定外が起こらなければならない。データセンターの資金も気にはなるし、次々飛び出すトランプ氏の政策もあるでしょうが、何か忘れていないか、というぐらいの注意はしておくつもりです。

最後に

製造業の値上げが浸透していますが、原材料の値上がり以上に上昇しているから、空前の決算になった気もしますし、インフレのみで財政は乗り切れない。ここは企業が想定し、アナリストが予想した数字以上を出した企業の押し目買い以外は考えにくいと思います。