日経平均7万円目前(6/17朝の講義)
2026年6月15日の東京株式市場で日経平均株価は史上最高値(終値が初めて6万9000円台)を更新する大幅高となりました。前日比+3,297円46銭の69,317円50銭で終え、3日続伸で取引を終了した。米国株式市場はイラン和平の暫定合意を好感し続伸。ダウ平均は468.77ドル高の51671.03ドル、ナスダックは795.10ポイント高の26683.94で取引を終了した。
夜間の日経平均は、NY株のリスクオンを受けて急伸し、69750円まで来ていますよね。予想値として7万円を挙げていた人は多かったのですが、まだ6月ですから、彼らが年末目標としていた水準に、かなり早く到達しそうな雰囲気になっています。
まず、SQが終わったばかりでオプションが重くないことがあります。さらに、ヘッジの失敗から苦労して倍返しを迫られたような6月決戦は、9月に向けては米国・イラン停戦を受けて、今度は経済指標を見たいという流れに変わってきました。そうした障害がある中でも伸びてきた半導体関連は、ファイナンス問題があっても一気に買われたということなのでしょう。
ただ、スペースX絡みの資金回転が効いたという見方も大きいと思います。時価総額がナスダックの3%にもなるような大型企業で資金が回転したのですから、その資金が市場に戻る、新たな資金も吸収されるという流れになれば、こういう展開になるのも分かりますよね。
それでも、この場面では次のシナリオがきちんと描けるのかが重要になります。トランプ大統領がまたTACOってこないのか、イスラエルが勝手な動きをしないのか、そこも気にしておく必要があります。
関税や原油高で、過去にないほど大きな利益を上げた米国が、力で金利高を抑え込むような流れになれば、そりゃリスクオンになりますよね。日本も0.25%程度の金利なら織り込み済み、0.5%でも許容するような雰囲気になっています。
ただ、ここで物色が広がるかどうかが大きなポイントです。日経平均以外の株式にも、しっかり資金が向かってほしいところなんですよね。
8136サンリオ、82681ゲオ、5444大和工
