銘柄記録6月17日:今日の市場の見方

6/17備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

5186 ニッタ
ゴム・樹脂関連製品を中心に、ベルト製品やホース・チューブ製品などを手掛ける企業。持分法適用会社としてゲイツ・ユニッタ・アジアやニッタ・デュポンを有している。ニッタ・デュポンでは半導体業界向けの研磨パッドやスラリーを生産し、ゲイツ・ユニッタ・アジアではタイミングベルトを展開している。同社の特徴は持分法投資利益の存在感が大きく、営業利益を上回る場面も見られること。半導体関連の見直しという視点から注目されることもあるが、ニッタ・デュポンの事業内容を考えると、半導体市場との関係は以前から深い。そうした背景を踏まえると、業績内容に対して市場評価がやや控えめに映る場面もあるように感じる。


2681 ゲオホールディングス
リユース事業を中心に展開する企業で、近年は中古品販売や買取事業の拡大が続いている。リユース市場そのものが拡大傾向にあり、店舗網や買取機能を活用した事業基盤に強みを持つ。物価上昇や節約志向の高まりを背景に、中古品需要への関心も高まっている。加えて、リユース市場は循環型消費という観点からも注目される分野であり、同社の事業環境にも一定の追い風が見られる。派手さはないが、継続的な顧客基盤の拡大や収益構造の変化を確認していきたい企業である。


5444 大和工業
大和工業は電炉大手でH形鋼に強みを持つ企業。同社の収益に大きく影響するのが、Nucorとの合弁会社で持分法適用関連会社であるNucor Yamato Steel(NYS)である。NYSの主力製品はH形鋼であり、米国でH形鋼を製造する企業は限られている。その中でNYSは高いシェアを持つ存在として知られている。同社の27/3期経常利益においてもNYSからの利益寄与は大きく、収益構造を考える上で重要な要素となっている。米国のインフラ投資や建設需要との関係を含め、NYSの動向は引き続き確認しておきたいポイントである。


8746 unbanked
金地金販売や法人向け貸金事業を柱とし、海外では暗号資産関連事業も展開している。そのため市場環境によっては値動きが大きくなる場面も見られる企業である。一方で、大株主が貸倒損失問題を巡り全取締役の解任を求めていることなどから、経営面に対する懸念も指摘されている。こうした背景もあり、業績や経営体制について慎重に見ていく必要がある企業と言えるだろう。ただ、夏場の市場では値動きの大きい銘柄に資金が向かうこともあり、先々週あたりから売買が活発化する場面も見られている。扱う際には十分な理解が前提になるタイプの銘柄だと思う。