銘柄記録6月24日:今日の市場の見方
6/24備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
4554 富士製薬
女性医療に強みを持つ企業で、後発薬中心だった事業構成から新薬領域へ軸足を移しつつある。子会社を通じた海外展開も進めている。同社がアイスランドのアルボテックから導入し製造販売を行うBS・アフリベルセプトは、販売会社の日東メディックが6月5日より限定出荷を解除し通常出荷へ移行した。先発バイオ薬「アイリーア」の一時供給停止によって需要が集中し、それまでは新規採用を抑制していた経緯がある。アフリベルセプト後続品は富士製薬工業とバイエルライフサイエンスのバイオAG以外にも承認取得企業が存在するが、現時点では薬価収載には至っていない。
5105 TOYO TIRE
国内タイヤメーカー大手の一角で、北米におけるSUV向けタイヤに強みを持つ企業。その需要は引き続き堅調に推移しているとみられ、販売本数の伸びと価格転嫁の両立が続いている。26/12期1Q(1〜3月)はシステムトラブルによる出荷・販売停滞の影響を受けたが、4月以降は正常化に向かっている。2Q以降(4〜12月)は反動要因も含めて業績動向が注目される局面となっている。中東情勢や原油価格を巡る不透明感が残る一方で、事業内容との比較では慎重な評価が続いているとの見方もある。
6928 エノモト
半導体・LED向けリードフレームやコネクター部品を手掛ける企業。足元ではオプト関連リードフレームの動向に変化が見られる。26/3期売上高は市場予想49億円(前年比45.4%増)に対し、実績は51.9億円(同54.0%増)となった。さらに27/3期会社計画は70億円(同34.9%増)とされ、市場予想を上回る内容となっている。車載向け装飾用途で同社リードフレームの採用が進み、搭載車種も増加している模様である。半導体関連として括られることが多いが、少し異なる視点から事業内容を見ておく必要がある銘柄かもしれない。
4401 ADEKA
樹脂添加剤や半導体向け高誘電材料を強みとする化学メーカー。好決算や半導体関連としての注目から市場の関心を集めた一方で、樹脂添加剤の伸び悩みや食品原材料価格の上昇などが警戒材料として意識された経緯がある。ただ、一定の減額要因については事前から市場で指摘されていた部分でもあった。全体としては、テック関連の中でも日経平均寄与度の高い銘柄へ資金が集中し過ぎた印象があり、個別企業の内容まで十分評価されていたとは言い切れない面もある。同社については自社株買いの実施も含め、株主への姿勢に変化が見られるとの見方をしている。
