期待で買う(6/26朝の講義)

ナスダックは一部銘柄のマイナス要因が響いているだけで、市場全体としては個別物色へと変化してきています。一方、日本市場は上手く押しが入ったことで、高値に対する不安がやや和らぎ、「期待」で買うという要因が大きくなってきました。ですから、主力株には「イケイケどんどん」という雰囲気がありますよね。

しかし、データセンターは利益率だけでなく、本当に必要なのかという議論や、地元の反対運動なども出てきています。そう考えると、今後は関連分野の深掘りが進み、ニッチな部品や技術へ目が向く可能性もあると思うんですよ。だから、自分としてはフィジカルAI関連や化学株といった見方をした方が良いのではないかと考えています。

昨日のYouTubeでは、鈴木さんが少し体調を崩されていて、かなりしんどそうだったので、自分が話す場面が多くなりました。基本的に投資は業績を見るという考え方は変わりません。ただ、今の市場は10%や20%程度の成長では、期待されにくい雰囲気になってきていますよね。

それは難しいところですが、各社の株主総会では社長が大きな期待や将来像を語っていますし、キオクシアやソフトバンクなどは、かなり先まで見通した上で強気な姿勢を示し、受注も波が少ないというスタイルになっています。そこから何倍という成長見通しになると、株価もその期待に依存する部分が大きくなってしまいます。

ただ、自分はこういうことは過去にも何度もあったような気がするんですよね。銀行株の期待値が高かった時期もありましたし、化学株だって裾野の広さが評価されるという話をしていた時期がありました。そんなことを話していると、なんだか拗ねた解説者みたいになってしまいましたね。

4043トクヤマ、6740ジャパンディスプレイ、8306三菱UFJ