今後を確認する時(7/7朝の講義)

市場は需給が悪いからこそ、今後を確認しようという動きになっています。ただ、第一四半期決算を前にヒアリングや経済指標を見ていると、多少のでこぼこはあっても、全体としては相当良い感じではないかと思うんですよね。その中で、これまで売られていた普通の好業績株が強くなっていますが、やはり主役はテックであり、収益の伸びがまったく違うという点は頭に置いておく必要があります。だから、下がる時もテックからという見方になるんですよね。

それを先日までのように寄与度銘柄だけの話と考えるのではなく、何が大きく変化しているのかという視点で見ると、半導体や電線株は上げ過ぎた分だけ「状況確認」が必要になってきました。その一方で、銀行や不動産が買われやすくなるという見方であり、それは5月の銘柄研究会やLiveでも話してきたことですよね。特に不動産の賃貸では、「価格是正」という名目で家賃の値上げが始まっており、金利や物価と連動する形で賃料が見直される流れが出ています。

要するに、社会環境の変化から増益企業を探していくという考え方です。そうなると、インフラ工事や化学素材といった分野も次の段階として考えられますよね。違う理由で買われているとはいえ、信越化学のような銘柄も強さを見せていますから、十分あり得る話なんです。こうして見ると、同じような地合いに見えても、市場の中身は少しずつ理にかなった形へ変わってきたように思いますね。

6506安川電機、4043トクヤマ、4061デンカ