銘柄記録7月17日:今日の市場の見方
7/17備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
4202 ダイセル
自動車部品向け機能樹脂などを主力とする化学メーカー。生産性向上や合理化、高機能樹脂(HPP)の拡販などを背景に、27/3期営業利益は回復を見込む見方が多い(会社計画425億円に対し、市場では500億円程度を想定する見方もある)。26/3期はドイツで建設中のCOC第2プラントに係る減損損失324億円を計上した影響でROEは2.85%(25/3期実績13.77%)に低下したが、特別損益の影響を除けば収益性の改善を確認していく局面とも考えられる。
4894 クオリプス
大阪大学発のバイオベンチャーで、iPS細胞由来の心筋シートによる重症心不全治療法の開発を進めている。iPS細胞関連は高市政策関連の一角として注目された一方、承認後の薬価が未確定であることなどから株価は調整色を強めた経緯がある。ただ、足元では下値を固めるような動きも見られる。事業の進捗を確認しながら、中長期の視点で見ていきたい銘柄である。
7908 KIMOTO
スマートフォンやデジタル家電向けタッチパネル用ハードコートフィルムで高いシェアを持つ企業。自動車向け需要やスマートフォン市場の低調さから市場の評価は控えめだが、3Dデータ関連やAI導入による新たな用途など、従来とは異なる事業機会も広がりつつあるように見える。市場で評価されるには時間が必要かもしれないが、事業内容の変化は継続して確認していきたい。
3778 さくらインターネット
独立系データセンター大手。国内GPU需給は26年春以降もタイトな状況が続き、推論向け需要やフィジカルAI開発基盤などの需要拡大が背景にある。同社では26年2月稼働のB200(1,100基)はすでに提供済みで、H200やB200の供給余力も低下しており、販売価格の動向にも変化が見られる。今後はコンテナ型データセンターの活用も進める方針であり、AIインフラ分野での役割を確認していきたい銘柄である。
