銘柄記録9月27日:今週の市場の見方

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金利&原油は上昇、株価は下落。秋相場に「魔物」は棲むのか?

6471 日本精工

日本精工はベアリングで国内最大手。先日も話したように、産業用機械と自動車向けが主な取引先だ。ただ、前者はフィジカルAIにつながり、後者は自動運転と、人気のあるテーマの周辺に関わっている。

NTNとの統合費用を織り込んでいるとはいえ、会社計画の営業利益500億円というのは少し違うと思うし、産業機械事業における数量の上振れは来期から本格化するだろう。来年良くなるものは、その前の秋の調整で買うのが鉄則であるから、少しずつ増やしていきたい。


4401 ADEKA

ADEKAは樹脂添加剤、液晶・半導体材料、マーガリンなどの加工油脂や加工食品、農薬などを扱う化学メーカー。先端DRAM向け高誘電材料は、26/3期まで主要顧客の在庫調整が続いたが、27/3期1Qには、好採算のDRAM最先端ノード向け新製品の売上が急伸し、営業増益を牽引した。2Q以降も続くと予想される。

農薬中心のライフサイエンスは国内・欧米向けが牽引。環境材料・樹脂添加剤は、中東情勢の悪化による原材料費の高騰があるものの、需要は堅調だ。注意点は駆け込み需要が発生していることで、景気の動向と合致しやすいから分かりやすい。


286A ユカリア

ユカリアは提携先病院への経営支援が柱。前年のワンタイム収益の反動に加え、のれん償却やPMI費用、戦略投資の増加によって減益となった。基本的には気にすべき減益ではなく、想定の範囲と見て良い。今期後半には、病院関連で数十億円のワンタイム案件を見込んでいる。

事業面では、提携医療法人の動向が最大の注視点。病院の経営が厳しさを増す中、短期的にはBPOと在宅医療が補完役を担う。逆張り対応型の企業だと思う。


6941 山一電機

山一電機は半導体検査用ソケットの大手。BI(バーンイン)ソケットでは世界シェアトップで、超高速伝送コネクタは光トランシーバ向けに強みがある。今期、来期とも好業績を見込んでおり、27/3期1QはTS、CSの好調で2桁増益となった。

27/3期1Qの売上高は前年比36%増の199億円、営業利益は同56%増、21億円増の60億円。TSは52%増益で、テスト用ソケットはスマホ向けが好調。BIソケットも、メモリー半導体向けがDRAMを中心に好調だった。光関連が現役であるが、この分野は来期以降が楽しみになる。