上がれば優良株(6/2朝の講義)

なんだか最近は、真面目に考えること自体が少し鬱陶しくなってきた気がするんですよね。ただ、昨日はいろいろな市場関係者と話しましたが、皆がだいたい同じようなことを言っていました。

強い市場なのは間違いないのですが、「強い市場」と素直に表現できないような強さなんですよね。身体の中に鬱憤だけが溜まっていくような相場で、とにかく疲れているのに資産は減っている。そんな感覚の中で、日経平均だけは新高値を更新していくんです。

市場全体としては、どこかで調整が入るという見方が根強くあります。だから、伸び悩んだ企業を売却する行為と、動いている銘柄へ資金を移す行為が重なっているんですよね。ただ、その理不尽さがだんだん強くなってきていて、好業績でも利益率の改善が評価されていた銘柄が、「半導体関連ではない」というだけで売られる。一方で、半導体関連は多少こじつけ気味でも買われる。そんな印象があります。

とはいえ、その流れも少しずつ変化してきています。主力銘柄から亜流銘柄へと資金が流れ始めていて、アドバンテストが伸び悩む一方で、京写のような銘柄が物色される場面も見られました。

だからどうこうという話ではないのですが、動いている銘柄が荒れ始めているのなら、むしろ下がっている主力株の方に目を向けても良い気がするんですよね。

村田製作所やTDKだって、あれだけ話をしていた頃は誰も見向きもしませんでした。汎用品だから駄目だと言われていた銘柄です。それが今では優良株扱いですからね。

8306三菱UFJ、1801大成建設、6622ダイヘン