銘柄記録6月18日:今日の市場の見方

6/18備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

2502 キリンホールディングス
国内ビール大手。アサヒのトラブルによる恩恵を指摘する向きもありますが、それを差し引いても今年の暑さは例年以上であり、飲料需要そのものは堅調に推移している印象です。各事業とも好調なスタートを切っており、会社側は経費の期ずれなどを理由に慎重な見通しを示しています。ただ、従来は来期以降と見られていた成長回帰のタイミングが前倒しになる可能性も意識されています。将来の成長ドライバーと位置付けるヘルスサイエンス事業についても、目標達成への確度が高まっているとの見方があります。


6226 守谷輸送機工業
荷物用エレベーターの大手。26/3期のエレベーター受注高(船舶用除く)は、物流センター需要の一服感から前年比5.4%減となりました。しかし、4Qの受注高は前年同期比28.3%増と回復傾向が見られています。データセンター建設の増加や、エレベーターの大型化・高機能化による単価上昇もあり、受注環境には一定の底堅さが感じられます。26/3期末の受注残高は前期末比12.1%増となっており、高水準の受注残を背景に事業環境は安定しているという見方ができます。


6810 マクセル
電池や産業用資材を手掛ける企業。銀価格高騰の影響に対し、製品価格への反映が遅れていたことでエネルギー事業の利益率は低下していました。しかし、原材料価格上昇分の価格転嫁が進みつつあり、価格連動型のスキーム導入についても多くの顧客と合意が進んでいる状況です。一方で、全固体電池事業については売上目標に対する進捗がやや緩やかとの見方もあります。そのため評価が伸び悩んでいる面もありますが、市場環境や用途の変化によって見方が変わる余地は残されているように感じます。


9166 GENDA
エンターテインメント分野のM&Aや海外展開で事業を拡大してきた企業。26/1期第3四半期には米国事業でオペレーション面の課題が見られ、ミニロケーション事業では景品補充が需要に追いつかず機会損失が発生しました。第1四半期も改善途上にあり、新規出店や設備導入コストが利益面の負担となっています。ただ、主力の国内アミューズメント事業は堅調に推移しており、北米事業を一定程度補完しています。今後も有力IPを活用したミニフィギュア展開などが予定されており、北米事業の立て直しには時間を要する可能性があるものの、新たな販路開拓の取り組みは継続している状況です。