銘柄記録10月25日:今週の市場の見方
10/25備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
1812 鹿島建設
鹿島建設は最大手ゼネコンの一角。国内土木は、インフラ老朽化や災害の激甚化等を背景とした国土強靭化の推進、防衛予算の増加等により、工事量の増加が期待できる。国内建築は、都市再開発、工場、データセンター向け等の旺盛な需要が続くと見込まれる。そのことから、受注時点での採算改善が見込まれるという見方を、多くのアナリストがしている。同社では、過去の反省も踏まえ、2015年頃から採算重視とリスク管理の強化を継続しており、その効果がこういう局面で大きくものをいうようになった。
593A ティアフォー
ティアフォーは自動運転のベンチャーで、新TOPIX採用銘柄。金利上昇時はこうしたベンチャー企業には不利なのではあるが、一定の金利高に対する市場の耐性が出てきたことや、金利上昇には一定の時間が必要になるという見方が広がってきている。市場では、こうした需給の流れが有利な企業で、半導体などとは違う毛色の株式を少し狙うべきだと思う。同社の取引先は、以前紹介したように非常に大手が多い。
581A GO
GOはタクシー配車アプリの最大手。6月に上場し、AI活用企業の一角として人気化。8月には4580円という高値をつけた。国内タクシー市場は縮小傾向にあり、規制による供給量の上限もある。輸送人員は2024年度に10.5億人で2019年度比17%減、法人タクシーの運転者数は22.4万人で2015年度比26%減、法人車両数も16.7万台まで減少している。しかし、同社は市場が拡大せずとも、アプリ配車率の向上による実車数の増加、実車当たり平均売上高の引き上げによって利益を拡大中。同社をパートナーとして選択するタクシー会社も増えてきた。
4107 伊勢化学工業
伊勢化学工業は、ヨウ素・ヨウ素化合物及び天然ガスの製造・採取・販売などを行う企業。ヨウ素は年間生産の大半をチリと日本が占め、同社は世界の10%強を生産する(同社推計)。TOPIXの新規追加銘柄に採用された。会社は26/12期の営業利益を前年比15.6%減の80.0億円と計画。事業環境は良好だが、生産能力拡大に向けた設備投資の償却負担などが利益を下押しする見通しが影響し、株価は冴えない展開であった。しかし、6月には米Select社と戦略的パートナーシップを締結し、北米でのヨウ素生産能力拡大を目指す方針。「ペロブスカイト」の分野での成長期待は高く、株価に反応が出始めた。




