昨日から延伸取引となった引けは、案の定、大幅安でした。恣意的にとかの話しではなく、買い方の気持ちは3時で切れているし、材料も米国選挙頼みだから動けないんです。通常ならばETFの買いが入っても良いのに、市場不信からの売りが多くなって、買いがないから100円ぐらい下がった現物に対して、先物は150円あまり上で引けました。これで当局や取引所は、「正当な商いが出来るため」言うんですから困った物です。

「安く買える」、「売った人も存在する」と考えたら、ここを上手く使うしかないのでしょうが、そういうことでしょうかね。慣れたらうまく出来るという考え方もありますが、なんとも思わないで、こうした事を決める取引所に対して嫌な気分になります。

市場はアイディアが生まれにくく、個人は冷たいままの投資であって、一時的に賑わった物は市場に関係なく売りが来ます。そして、昨日は訳もなく売り叩かれた心理戦物が強く、安川電機やイビデンや村田製作所など、よく下がっていました。そうした頭で考えられるものが下がってしまうような市場だから、個人が自分でアイディアを出すことを怖がり、策が無く、今動く株式を触るという感じになります。

選挙はともかくNY市場は高いのでしょうが、それ以上は解説が出来ないような市場なんですよ。

6768タムラ製作所、7545西松屋、3133海帆