売買で一番難しいのは、外部要因に影響される市場でありながら、そこに需給的な意図が絡む状況です。現在非常に難しいのは、そうした環境下で企業業績に関連する銘柄が動くことです。半導体などは短期売買には向いていますが、正直なところ、関税次第で価格が大きく動く可能性がありますし、逆に税制がうまく進めば、価格が壊れてしまうこともあります。

本来ならそうした外部要因に影響されずに下がったら買う、というスタンスを取ってきましたが、ここまで来てしまうと判断が難しくなります。さらに、売った理由を並べていた会社が、最近では買い要因を挙げているといったように、需給に絡む外部要因やメディアの操作に振り回されている部分があります。

自分は淡々とこの上昇の中で手持ち株を売りながらキャッシュポジションを高めていますが、弱気にはなっていません。短期売買も楽しみながら続けていますが、手を出さずに売りだけで進むと市場の強弱が読めなくなり、乗り遅れてしまうこともあります。「売り持ちで買い」というスタンスですが、なかなか手強い相場です。

夜間の先物は一番素直に動くので、参考にしています。

3823THEWHY、3083スターシーズ、3598山喜