アドソル日進、最高売上・最高利益達成！今後の成長戦略を解説

自分の投資方法について”先読み投資法”とよく言われますが、今回上手く抜けたので、その主役をなぜ行かないのかと言われるんですよね。いや、そういうのは持っていないのではなく、既に備えていたから、特に今が買い場と思っていないだけなんです。むしろ、先に悪化することも考え、いつ売るのかという視点で見ています。だから、次の市場を想定して買うのですが、もしみんなが防衛関連としてドローンに行けば、例えば9227マイクロ波のような銘柄を押さえておくように、コントロール機能を乱すことができる対抗物を先に買う感じです。

それが良いかどうかは分かりませんが、今日なんかは空売りの多いイビデンなどのデイトレはできると思います。それはそういう投資家が多いからですが、私は少し空中戦になったら持ち玉は外す癖があるんです。そして、次の市場は「全体が強いなら」という発想で行きますし、GPIFの売りは3回あった38000円台で、次は39000円辺りからになるので、意外に強くなると思っています。

だから、そういう時に運用者が買いそうな株式で、外資系の思惑株以外で高い位置で止まっているものはないかと思ったりします。現状は市況産業がデイトレなどの短期売買で激しく動いていますが、そうしたときに地味に企業が変化したような企業を探しておきたいと思っています。そういう投資だって「運用」というものがあるので、手を出さなくても良いんです。それが一つの芸風でもありますよね。

だとしたら、過去から大口投資家が買っているものの中で、低迷しているが材料のあるものも良いと思います。そういう買いをしていかないと、この市場では長く生き残れないと思いますし、現状の動きに付いて行くよりも、先を考える投資の方が意外に無難だと思います。今を当てるのではなく、先を読むという発想が、この市場では大事だと思うんですよ。