6/24備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

4434サーバーワークスはアマゾンのクラウド「AWS」の課金代行や導入、運用支援を行っている企業です。最近では、グーグルのクラウド関連にも手を広げています。クラウド市場の拡大に伴い、業績を伸ばしている企業で、こうした不安定な情勢でも比較的強いと見られています。米国に対しても前向きなスタンスを取っており、運用代行や監視サービスも提供しています。また、海外進出も視野に入れている企業です。

5381Mipoxは精密研磨フィルムや液体研磨が主力の企業です。自社製品の採算が良好で、M&Aを通じて弱点を強化しています。景気の影響を受けやすい業種ですが、データセンターの発展や製造業のコストカット・DX化に伴う設備投資の増加が期待されています。今期は若干の落ち込みが見込まれていますが、設備投資が進むことで来期以降の成長が期待できる企業です。会社の見通しはやや慎重に見えますが、内容自体は良好だと思います。

2931ユーグレナはミドリムシを活用した食品や化粧品を販売している企業です。原油高が続く中、バイオ燃料の需要が増えているとは思いませんが、中間決算前に数字が落ち込んだ企業に対して、6月物の銘柄では売りの傾向が見られます。ネタがある企業は、決算前に嫌われたタイミングで物色されることもありますので、決算前に売られているところがあれば、そこを狙ってみるのも一つの戦略です。

9412スカパーは何度か紹介した企業で、最近では国際情勢や天候不順の影響で衛星通信の需要が増加しています。画像販売も順調に伸びており、宇宙衛星の償却費が減少したため、利益率も改善しています。このような国際情勢が難しい時期に、スカパーは仕手化することも多いので、昨日の動きがちょっと面白く感じました。