10月11日:今週の市場の見方

今週の見方

想定より強い日と、想定より弱い日が続く市場は、人の感情をよく読んだ、非常に疲れる市場。週末などはその典型であり、多くの人が、さすがに調整入りだと思った。しかし、底堅さから上値をうかがう動きになっており、今週は「SQ明け」ということで、市場が「SQまでの相場」としていた見方をひっくり返す可能性も出てきている。

特に何があったわけでもないのに、急落して急騰したこの2週間は、恐らく外資系の動きであった。しかし、ここからは中間決算狙いという、はっきりした考え方ができる。NOTEやディスコなどは、好決算を先取りして売られていたが、切り返しが始まったというべきだろう。日経平均が2000円クラス押す中で、好決算企業も評価されていない状況にあり、動くものを買うために売られた株式は、安すぎるという状況だったのだろう。

市場の現状と課題

従って、不透明な企業は結果が出てからという流れであるから、決算シーズンを迎える日米の今週からの動きは、一喜一憂はあっても、方向感を決めやすくなると感じる。

まずは、週末に決算を発表した6506安川電機。経常利益予想を小幅に減額したが、市場コンセンサスよりも上であった。弱い市場ならば一気に売られてしまうかもしれないが、6月高値から一時3800円近く押し、直近で1000円幅戻ってきても、決算前には値が下がっていた。週末の日経平均が大幅安から復活し、TOPIXも買われた市場で、こうした株式を見直す力があるかを見てみたいと思う。

今後の展望

他にも、金融株の冴えない動きやインフラ関連株の弱さは、確かにおかしいと思う。セキュリティは大事だし、話題ではあるが、何が有能なのか、市場は絞り切れていない。筆者は統合型サイバーセキュリティアーキテクチャであると感じているが、いずれにしても先週は沸きすぎてしまい、一押ししないと手が出ない。20日辺りのイベント前まで休んでいてほしい。

最後に

いずれにしても、金利上昇局面で利益の予定が立たない、技術株という名のIPOを触りすぎて、需給の谷間が来るというのに、一部の半導体を買いすぎたと思う。あの決算で下がっていくファーストリテイリングなどは、業績以外の要因も多かったのだと思う。そういう需給が一瞬なくなる時間に当たるから、売られすぎたものは上がってほしい。