銘柄記録4月28日:今日の市場の見方
4/28備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
日銀が4月の利上げを見送る公算から、足元ではやや押している印象があります。ただ、そもそも金利収益だけで稼ぐ構造ではなく、近年は運用ビジネスの比重が高まっているように見えます。金利上昇局面の直前には各行とも大規模なリストラを進め、入出金の有料化などを含めて収益効率を高めてきた経緯があります。金利が上がらない前提であれば債券価格は大きく崩れにくいという見方もあり、金融セクターは時間軸を長めに見たときに一定の存在感を持つ可能性はありそうです。
9147 NIPPON EXPRESSホールディングス
傘下に日本通運を持つ総合物流企業で、陸・海・空を一体で展開する世界有数の規模を持っています。4月17日に公表されたカナダ物流会社の買収では、売上構成がカナダ84%、米国9%、英国7%となる見込みとされ、海外比重の高まりが意識されます。本来は国内再編もテーマになり得る局面ですが、収益源の分散という意味では海外展開の継続は自然な流れとも見えます。国内で進めようとしている機械化やフィジカル化の取り組みは、むしろ海外の方が先行している側面もあり、その点は同社にとってプラスに働く可能性があります。
4684 オービック
独立系SIとして安定した収益基盤を持つ企業で、1カ月ほど前にも取り上げた銘柄です。好業績でも売られやすい地合いの中で、直近の決算は比較的しっかりとした内容で、大手証券のレーティング引き上げも見られました。市場全体が弱含むと評価が厳しくなりやすいタイプですが、保守的かつ効率性の高いビジネスモデルである点は変わらず、AIの進展がむしろ効率向上につながるという見方も成り立ちます。地合いによる押しが出た局面での評価のされ方には注目しておきたいところです。
4369 トリケミカル研究所
先端半導体向けのニッチな化学材料を手掛ける企業で、生成AI関連の需要拡大の影響を受けていると見られます。台湾のロジック用途が牽引しているほか、中国での展開や韓国企業への出資なども進んでいるようです。みずほ証券が目標株価を引き上げるなど外部評価も動いており、事業面では各地域でバランスよく回っている印象があります。次世代材料への研究投資も継続している中で、株価は比較的緩やかな推移となっており、市場全体の動きとの関係でどう評価されるかを見ていく局面かもしれません。
