10月8日:今日の市場の見方
今日の見方
やはり一回止まったか、という印象です。持っている人には嫌な流れでも、売っている人にとっても難儀な展開なんですよ。下げに勢いがないから、売り玉を持ったままになってしまうんですよね。フーリエの理論から見ると、長期波動がここで少し重くなり、下がっていた短期波動が回復してきた場面です。長い目で買えるものが鈍化し、目先で買えるものが強くなるという、市場の変わり目に当たっています。
だから、伸びにくい主力株に対して、セキュリティやTOPIX採用といったテーマは動きやすく、乗りやすい市場ではあるんです。材料がリアルですからね。しかし、セキュリティについては、企業の対策が頼りないから突破され、データが流出しているという分析もあるでしょう。どこの製品やサービスが安全なのかと考えると、買われる銘柄も変わりやすいですよね。TOPIXも組み込みが終わればおしまいですし、長く続くとは思えないんですよ。
そういう展開になってきたら、市場が本当に強いのであれば、ここで静かに上がる好決算株が出てくるはずです。半導体や電子部品に絡むもの、あるいはアドバンテストのような、ど真ん中の銘柄になっていくと思うんですよ。しかし、ここまでの市場なら金融株も動くはずですから、その辺りを見てもらうと面白いと思います。大事なことは多いのですが、もう一丁うまく流れを使ってきたら、この市場は頑張れるんですがね。
ですから今日は、そういう銘柄を見ておいて、どちらに勝算があるのかをよく見る場面なんです。買った方がしびれを切らすのか、売っている方が恐怖を感じるのか、ということですね。
